回想・・-王子様との夏-(5) レポ3。


 いよいよ真打ち登場です!先頃デビュー7周年を迎えた5期メンバー、現在の娘。を代表する愛ちゃん(シンデレラ)と、そして管理人が大好き!なガキさん(王子様)です♪ 愛ちゃんはジョイ&ポーシャ達のいわば"召使い"状態でコキ使われながらも、を大事に持ち続ける可憐な女の子を演じ、ガキさんの方は・・もちろん!名前がちょっと長いですが、留学から帰ってきて今年20歳を迎える(設定もなかなか^^)クリストファー王子を勇敢に演じています。2人が主役ということで、ここでは2人が共演した思い出のシーンを中心に書きたいと思います!
最初は一幕目ラストにかかる宮殿外の2人の会話から、約束の時間を迎える緊迫したシーン。 
 ●シンデレラ:・・怖いんです・・夢から醒めてしまうんじゃないかと・・
 ◇王子:これは夢なんかじゃありませんよ!! 奇跡ですっ!そう・・これは奇跡なんだ!!突然あなたが現れて僕の全てを変えてしまった・・不思議なんです!あなたがどうして僕の心を変えてしまったのか・・
→→2人突然の出逢いに戸惑うシンデレラと、その品のある高貴な姿に心奪われる王子様。必死に名前を聞こうとするもなかなか話せないでいるシンデレラに問いかける姿に見る人をクギ付けにさせてしまうくらいの立ち回りとセリフの発声がすごく素敵ですね。でもって、宮殿内に戻って直後に訪れる"12時の鐘"。この響きとオーケストラの演出もスゴかったですね。同時に慌てて帰ろうとするシンデレラと、それを追う王子様の緊迫した演技はほんと迫力ありましたよ!!そして固唾を飲んで見守る周囲の沈黙を破り、ガラスの靴を手にしてステージ中央に佇む王子様の姿を見ながら一幕目が大きな拍手に包まれて終了するのでありました・・。

★★続いては二幕目五場、噴水のある森の中で、2人が舞踏会以来再び出会い、そして靴をシンデレラに履かせるシーン・・。

 ◇王子:やっとあなたを見つけました!もうダメかと思ったけど、心に信じていました・・!必ず逢えると・・!
 ●シンデレラ:私も・・!
 ◇王子:でも・・まだ名前を知りません・・
 ●シンデレラ:シンデレラです・・。
 ◇王子:シンデレラ・・ シンデレラ・・ シンデレラ!!(やや大きめの声で) 世界で一番・・美しい名前だ!!!

 二人:これは恋の悪戯なのか・・♪

→→・・実は今回二人が顔を揃えるシーンはストーリー上数少ないんですよね。その中で、最初の写真(結婚式シーン)はもちろん良かったのですが、このシーンはオイラの中では一番だったと思います!王子様が探していた"意中の女性"が、自身思い悩んでいた森の中で偶然出会う・・。なんともロマンチックのストーリーというか出逢いじゃありませんか!演じてる人は・・オイラの知ってる女の子(もちろん!)ですが、それを感じさせないくらい、王子様がカッコよくて、ホンモノに見えて・・2人のやりとりに圧倒され、ただ・ただ感動でした!!

 舞踏会・結婚式・そしてフィナーレと、シンデレラをエスコートするシーンはもう圧巻ですね。DVDが出るまでに、今後劇中を含め写真で出ると思うので・・セット売りとかしてくれたら絶対買います!! ・・ってかこのシンデレラのドキュメント写真集とか出してもらえたらなおさらありがたいですよ〜!1ファンとして記憶はもとより、形にもぜひこの共演ぶりを残して欲しいです!

 終演後のカーテンコールMCでは、2人共そろって、2日後に迫った千秋楽までの残り4公演を、精一杯熱演していくことを誓った、力強いコメントを聞いてオイラは涙が出てきちゃいました(>u<)。ちなみに23日に2つ見てきた中で、2人の共演するシーンでは目頭が熱くなるコトが何回かありましたね(笑)。冒頭でも触れたように、2人がデビューして7年。最初の写真のように2人がステージのほぼ真ん中に立ってこうコメントしているのを見てると、ここまでの道のりはほんと長かったけど、今回の舞台で主役をいただいて、一生懸命頑張ってる姿をこうして直に見られるのは夢にも思ってなかったことなので真に嬉しかったんですよ〜。最後の幕が閉じた瞬間、オイラはすぐ立ち上がってスタンディングオベーションを真っ先にしてました。約11年ファンをやってきてその時がほんと自分にとって"サイコーの時間"だったと今振り返ってもそう思っています。

 ちなみに千秋楽では2人とも涙(王子様が先に泣いちゃったとか・・?)したみたいで・・18日間に渡る晴れ舞台のフィナーレを完全燃焼されたそうで・・1日だけの観劇とはいえ、ほんとに2人を中心とした熱演ぶりに
はほんと頑張ったと思うし、「素敵な感動をありがとう!」と言いたいですね。娘。の人気がここ最近ふるわない中、2回目のタカラヅカとの共演ということでヒサブリに明るい話題だったと思います。これを機に、改めてみなさんの頑張りを、ファン以外の人にもしっかり伝えていかなきゃなぁ・・と感じました。