誕生10周年記念本SPⅡ


先日発売になった10周年記念本からのガキさんshotです。この本では、ガキさんはもちろん、各メンバー・OG達(一部除く)のインタビューが4頁(内2頁がグラビア)で掲載されています。ここでは数回に分けて、オイラ的に心に残った記事を昔の思い出とともに綴ってみたいと思います。

「とにかく私はモーニング娘。が大好きだったんです。」
→文中でも熱く語ってる様子が、インタビュアーの記事から推測できるのですが、「ガキさんと言えば・・?」と合い言葉の関係で結びつけることができるように、トレカを集めていたり、センパイ達が出演している番組はみな録画してたり、あるいは・・学校で娘。のものまねなどをやっていたりと、大好きな娘。とともに過ごした少女時代を(しかも陽気に)振り返ってる姿が印象的ですね。そして、その中でもなっちのかわいい笑顔や明るい表情で話す姿にいつしか憧れていって・・。あの頃からセンパイ達にパワーをもらっていたということもあり、このあたりは現在の娘。で彼女がオイラ達に与えてくれてるそのものですね。なっちから影響を受けたことも現在の"好感の持てるメンバー"へのステップになったと考えると・・嬉しい限りですね(笑)。

「吉澤さん達が入ってからのモーニング娘。も大好きで、それで5期のオーディション(LOVEオーディション2001)が始まった時に、これは必ず受けたい!と思いました」
→彼女の、娘。に対する憧れは日を追うごとに大きくなっていき、4期のオーディションの頃(2000年)に一度受験を決意するも、タイミングが合わずに出来なかったということで、それもあってか、翌年のオーディションの時に、インスピレーションを彼女は感じたのでしょうか・・。幼い頃の記憶や経験、ヒラメキって、時にスゴイ力や影響力に発展すること、あるんですよね〜。そして・・彼女は応募を決意することに・・!

「言われた時間のギリギリ1分前に(最終合宿行きの発表の)電話がかかってきて・・ここまできたからにはがんばりたい!って思ったんですよ。」
→オーディション中のドキドキ感は応募したときから、合格の切符をつかむまで本当にその連続だったんじゃないかと思うんですね。ほんと、タイヘンだったと思うけど、某番組でも紹介されてたように、彼女の、"誰にも負けない娘。が大好きな気持ち"を胸に、頑張ってた姿は、ずっと当時の音楽番組"muSix!"でも採りあげられてちゃんと見てました。ガキさん自身は歌もダンスも、後にメンバーとして共にする愛ちゃんやまこっちゃんを筆頭とすれば、下から数えた方が早いくらい出来ない子だったんっですよね。先生方から怒られることの方が多くて・・。けれど、みんなが挫折を味わい、悔し涙を流す中で彼女は泣かずに黙々と練習に明け暮れていた姿を今でも思い出しますね(その時の様子は現在でも自分のビデオに残ってます。)

「受かった瞬間は名前を呼ばれても信じられなかったです・・・もう何が起こったんだ!?って感じで。受かった実感は無かったですね。」
→先述のようにこの5期メンバーのオーディションからは、長らく続いたASAYANから離れ、特別番組を組まれ、センパイ方の目の前で合格発表という、ちょいとシャレた歓迎ムードの中で執り行われたんです。ガキさんが名前を呼ばれた時(確か2番目だったかな?)、目に涙を浮かべながら前に進んでいき、「夢が叶って・・嬉しいです」と言っていたのを現在でも思い出しますね。5期のオーディションについては食い入るくらいに見ていたので愛ちゃんやまこっちゃんが受かった時と同じくらい嬉しかったです。これはその状況を追ってくれた番組にも感謝したいですね。それは現在でもそうですが、ファンにとって、こうした"陰の努力"を知っておくことも大切だと思うんですね。それを見ればより一層メンバーのコトが好きになるっていうか、もっともっと知ることができると思うので・・。そうした必死の努力が報われて・・なによりだったと思います。そんな時の状況は・・きっと後から振り返るとこんな感じになったりするんでしょうかね〜。呼ばれるか呼ばれないか緊張しまくりな心境の中なので・・。

「先輩たちに怒られたりとかあったし。ダンスとか全然経験なくて先輩たちに迷惑をかけて。でも、できた時は先輩たちが褒めてくれて、それが嬉しくて、それをバネに頑張りましたね。・・夏先生からも"新垣いいじゃん!"って言ってもらえると、またこの言葉を言ってもらえるためにがんばらなくっちゃって思ってました。」
→ここでは入ってからの苦労をいろいろ語るガキさん。最初は右も左も解らないコトだらけで、日々練習を積み重ねていく中では、決して平坦ではなく、山あり谷ありと苦労の連続だったと思うんですね。そうしたTVには映ることのほとんどない部分は・・時には怒られたりしながらも、先輩達の"メンバー愛"に囲まれながら打ち解けていって・・、すくすくと育っていく軌跡を感じます。現在ではガキさんはサブリーダーとして娘。を引っぱる立場になり、後輩達にも同じように、そうした"愛情"を持って教えていってるんだと思いますね。かつての自分が経験したあの頃のように・・。

なんだか読んでて"現在のガキさん"に通じる原点を学んでるような気がします(もちろんこれが『全て』では無いですが)。ということで次回に続きます!