セミ・ファイナル。

ここではたま〜に書くことにしている"鉄オタ"ネタですが・・今年もまた一つ、歴史の1頁を彩った名車が消えようとしています・・

なんだか少々・・暗めですが(苦笑、我が実家沿線で永らく特急列車として活躍してきた車両です。ちょうど降雨もあって、どんよりした天気の中、ヒサブリにこんな1シーンを撮るコトに成功しました。今日もホームには十人ほどの鉄オタさんたちが来てました。31日の最終日ともなれば・・あふれんばかりの人だかりとなりそうですね。で、この車両の引退と同時に・・

全国的にも有名なこの銀ロゴ・・実は1編成に1両(昔は2両)連結されていたんですね。当時はワンセグ等持ち運びのTVが無かったので重宝されていたんですが、地デジには対応(CRTから後に32インチ相当の液晶モニタが積まれていました)したものの、時代の役目を終えることになるとは・・なんとも淋しいものですね。

90年代から新型車両への置き換えとともに廃車、譲渡(富山地方鉄道大井川鐵道)が進んでいった中、同番の編成だけは臨時要員で残ることに。そして2005年には、同社初!となるダブルデッカー(改造による新製)を組み込み復活。観光列車としての新境地を切り開くことになりました。

開業以来続いてきた『大阪〜京都間ノンストップ』が途絶えた1997年以降も個性派車両として人気を博し、同時にオイラにとっても物心ついた頃からの車両なので、ものすごく引退が惜しいのですが、40年もの間走ってきたその勇姿は、自分も含めて多くの人のココロの中に、いつまでも残っていくのは間違いありません。


管理人が最後に下車した駅コンコースにはこんなご案内(お手製)も。ちなみに今日でレギュラー運転は終了し、残るは、3/23,24・30,31に特別列車で運転し、ラストランを迎えます。本当に残りあとわずかですが、故障・トラブルetcなきよう、来るべき日を迎えてほしいですね。